2012年01月10日

ある夜の輪っかの明かり

昨年、施工した福山医療センターのイルミネーションです。

満月に近いきれいな明るい光に照らされてイルミネーションもより輝きを増していました。

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こんな明るい夜は、樹の左下の鈍くまぶしく光る街灯はいらないと感じます。
oda的にはおいしくない光です。

月の満ち欠けと共に街のあかりも調節できたらいいのになーと。
新月では100%の明るさ → 半月では50%の明るさ → 満月では0%とはいかなくても
10%くらいの明るさで点灯する街灯・・・・。

こんな街灯があったら月や季節の営みと共に明かりをもっと楽しむことができると思います。
そして明るくなりすぎた現代の明かり環境で失われてきています。
日本人の明かりに対する繊細な感性を取り戻すべく、月の満ち欠けセンサーをあえて現代の技術で作りたいです。

どなたか考えてみませんか? 一緒に。





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2011年12月25日

子供と光

2人の姪とツリーをつくりました。
私自身、仕事以外でそれも部屋の中にツリーをつくるのは初めて。

材料を準備している段階からテンションが上がっているのを感じました。

3歳と4歳の子供がツリーの光に対してどんな反応をするかな。
喜んでくれるかな。
一緒につくってくれるかな。

ドキドキそしてわくわく。

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ふだんのおもちゃも立派なオーナメントになります。「なんでもつけちゃえ〜」って。


すべて飾り終わっていざ点灯。
2人の姪は「きれい・・・」って小さくつぶやいてくれました。

そして4歳の子は、部屋の電気を消しにいってツリーの光を点灯したのです。

ツリーの光を楽しむためには「部屋の白い光はいらない」って無意識に感じたのでしょう。


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すっごく喜んでくれたようで2人の子が何度も何度も「抱っこして」と入れ替わりやってきました。
「光に関わることやってて良かったなー。」と本当に思えました。

私が帰った次の日もツリーのそばから離れなかったそうです。
2人には相当なお気に入りになったようです。

遊べるおもちゃでもなく、おいしい食べ物でもないのにこんなに子供の心を引き付ける光ってなんなんだろうとあらためて考えました。

子供大人という境目がなく人間の感性に訴えるものなんだと思いました。
太古から人のDNAに受け継がれる光への憧れようなもの。

そして人を楽しませてハッピーにするもの。

姪を喜ばせるためのツリーだったのに、叔母が1番嬉しくて楽しくて喜んだという「おち」までつきました。


メリークリスマス!!




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2011年12月08日

今年もイルミネーション!

福山医療センターのイルミネーションをデザインいたしました。

今年で5週年を迎えます。くすの木を見上げて「よく続けさせていただいたなー」と感慨深く、身の引き締まる思いでした。 そして例年ですが早く多くの人に見ていただきたいとワクワクと臨みました。

テーマは「輪っかの明かり」です。
丸いものや輪になったものは視覚的な和みや安らぎを与えてくれます。

そんな視覚の効果を利用して丸い「リングの明かり」を作り、くすの木に取り付けました。

くすの木のツリーに下がる大きな光るオーナメントというところです。


震災のあった今年、人は いや私自身が心の安らぎを求めていたのかもしれません。

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施工は檀工房と実弟で行いました。
檀工房では輪っかの製作もしてもらいました。
軽くて丈夫でコストパフォーマンスのいい輪っかを工夫して作ってくれました。
現在、樹に吊るす輪っかを作ると日本できっと1番上手いと思います。わーい(嬉しい顔)


燭台にロウソクが灯っているようにも見えます。三日月のようにも見えます。


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点灯期間 12月1日〜2月下旬
時間   18時〜22時 
 



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2011年11月25日

小学校にデザインを出前!!

日本商環境設計家協会(JCD)の事業の一つに「デザインを出前しょう」という試みがあります。

出前するものは、デザイン。
出前される人は、ぎんがの郷小学校の4年生の生徒。

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出前する私たちは、日々店舗などの設計デザインに関わるプロの設計者です。

今回は生徒と一緒に店舗を企画し、1/50の模型を作りながらデザインを説いていこうというものです。

前もって生徒が考えたテーマはカフェや雑貨や駅の開発・介護用品の店など様々なもの。

各班に分かれて作りました。
私が担当したのは2班。女子ばかりの班でした。

「幸せカフェとHAPPYグッズの店」
女の子らしいかわいく優しいテーマです。

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「私はこんな風に考えてお店をデザインしているんだよ〜」という話をしながら賑やかに製作していきました。

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生徒一人一人、プレゼンテーションもしっかりした口調で出来ました。

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その小学校の子は皆、廊下は1列に並んで歩みます。
挨拶は素早く大きな声でします。
何かを訪ねられたらはっきりと自分の言葉で返します。
どんな行為にも力が入ってなくて自然に身に付いていてそれを楽しんでいるようです。


「先生、今日はありがとう」と言いながら2班の皆が私を囲んでくれて手をとって校門まで送ってくれました。
デザインを出前しに行った小学校で、逆に岡持ちいっぱいのお土産をもらったようなとても満ちたりた気分で学校を後にしたのでした。

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でも、お母さんの歳はさすがに聞けなかったのでした・・・。きっとショックが大きいので・・・。




posted by Oda at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 輝いてるね!

2011年11月09日

星空とワインと明かり

新見市の哲多のぶどう園でワインと地元の食の恵みを味わう会がありました。

ワインのプロ 牛肉のプロ 豚肉のプロ 料理のプロ ピザのプロ 薪のプロ・・・
各分野のプロがしっかりと会をサポートしました。  


企画はフード&ライフデコレーターの久保さんです。

ワインと地元の食材の相性を探り、1番ふさわしいカタチで提供するプロです。
もちろんデザインのプロでもあります。

ワインは新見市が誇るブランド「TETAA」の絞りたての赤と白。

メニューは新見 千屋牛の赤ワイン煮込みやローストビーフ、
新見 ピオニーポークのソテー アップルソース添え、自然薯団子のピオニーポークの豚汁、
新見 しし肉の炭火焼、しし肉のレタスカップサラダ、地元根菜のポトフ、ホットサラダ・・・。

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照明のプロはもちろん!Tica.Ticaが担当させていただきました。

新見市の山々を臨む高原の高台に会場を設け、ぶどう蔓で作ったランプの明かりととキャンドル。
そして会場に隣接する石灰岩の岩肌をライトアップするという極めてミニマムで原始的なものでした。

コンセプトは、星の輝きを邪魔しない そして「五感で味わう明かり」です。


残念ながら満天の星・・・とは行きませんでしたが後半で点々とその姿を見せてくれました。


新見市を愛する約100人がワインと料理と明かりに舌鼓した時間でした。

会の間、忙しく立ち働く企画者 久保さんからぽつりと出た一言が印象的でした。


「今日はお客さんとして来たいよぅ。」


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2011年10月03日

吉浦「かに祭り」

呉市 の吉浦地区では早速3日に毎年恒例の吉浦八幡神社例大祭、通称
かに祭り が行われました。
吉浦八幡神社に多くの「ちょうさい」とよばれるだんじり(神輿)が集結しました。

呉市に移り住んで、初めての秋まつりです。
電車に乗ってうきうきと出かけました。

中でも印象的だったのが、神社の石段をだんじりが蛇行しながら降りてくる様です。

森に囲まれた石段を下ってくるだんじりは、最初はシルエット そして鳥居に近づくに従い光を浴びて迫力のある姿となります。


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写真は龍をモチーフにしただんじり。口から煙も吐きます。


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鳥居を抜けるとだんじりは上や下へと持ち上げられ、だんじりに乗る男たちはしがみついているだけでやっと。


もとは大漁を願い行われた祭り。

荒々しい男の祭りのようですが、参道を下る時の演出は、光の陰影を繊細につかったもので見事でした。





posted by Oda at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 街ぶら旅ぶら

2011年09月12日

壁のグラデーション

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以前、木々の狭間に建つ家でご紹介した「大山の家」です。(設計:河口佳介+K2 DESIGN

竣工間近で工事も山場を迎えています。

現場視察に行き、あたりを歩いていたらこんな光のマジックを発見しました。

建物の位置と自然光の色味によって壁のグラデーションが出来ていました。
塗装色はもちろん一緒です。
私は建物の違った楽しみ方を発見したような喜びでした。

するとまたまた自然光からの贈り物がありました。

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西日によってもたらされた樹のシルエットが壁に・・・感動!

普段は人工の光でこのような光景をつくっている私ですが、太陽によって無作為につくられた景色の美しさ・ダイナミックさには敵わないなーと思いました。

あらためて自然光に畏敬の念を抱くのでありました。




posted by Oda at 20:26| Comment(0) | TrackBack(0) | Works 裏話

2011年08月23日

新種のバーの正体は!

今月、岡山にひっそりとオープンし、なんと大盛況の新種のバーにお邪魔しました。
ご一緒したのは、建築パース・CGパースのデザインマシロのましろさん。以前 3DCGをお願いしたご縁で楽しいお誘いをいただきました。檀工房の檀上さんと伺いました。

そしてこのスペースを月に3回借りてバーのママをされているのが、岡山の建築設計事務所unita設計室 横田さんです。

横田さんつながりの方々が次々と集まられ、とても和やかでにぎやか、それでも大人の雰囲気漂う空間になっていました。
 

女流建築家がバーのママに?これだけでも驚くところですが、なんとこのバー 銘木会社さんのショールーム兼レンタルサロンなのです。設計されたのはもちろん横田さん。

その証拠にいたるところ「いい木」が使ってあるのです。本物の木の色・香り・温もりを存分に感じることができます。

横田さんと銘木会社の関係は、設計者と施主であり、バーのママとその店のオーナ。

私の中ではどこかドライでありたいと思っていた設計者と施主の関係に新たなベンチマークを打たれたような驚きがありました。

そしてとてもコンセプチャルなモノづくりの一端を見たような気がしました。
ショールームって売りたいものが全面にアピールされているけれど、いい空間とそこで楽しむ時間を売れば本当に売りたいものは自然に売れるという考え方に思えました。


場所:岡山市北区石関町6-6
   中塚銘木店ショールーム

営業日 
8月3日(水)19日(金)30日(火)
9月5日(月)17日(土)28日(水)

    18:00〜22:30(O.S)


おまけ情報です。
こちら銘木バーのトイレです。
現場用のヘルメットをかぶって使うようになっています。
それはなぜか?
答えを知りたい方は、是非訪ねてみてください。

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posted by Oda at 16:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 街ぶら旅ぶら

2011年07月31日

今だから、心に作用する「明かり」

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先日、家具インテリアメッセin福山というイベントが行われ、そこでセミナーをさせていただきました。

タイトルは「今だから明かりにできること」。

節電の叫ばれる中明かりというキーワードで本当に必要な照明を自分で選ぶことの大切さをお話しました。

その内容を少し。

光・照明・明かり・・・など光にまつわる言葉がありますが、私は明かりを「心に作用する光」と定義しました。

震災後、私たちは不安・見えない恐怖・悲しみ・憤り・・・様々な感情を普段以上抱えて生活しています。

感情の波に押しつぶされそうです。
これは心が疲れている状態ではないでしょうか。

こんな時こそ照明のできることは、大きいと思います。


照明は何のためにあるのかを考えると、生命の健康を守るため、そして生活を豊かに彩るためと私は思うのです。

太古、人が炎という光を手にしたときから、光は人の感情のすぐそばにあるものです。

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家々の窓明かりに心和んだり、赤提灯に開放的な気分になったり、イルミネーションにワクワクしたり・・・。




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左がクリプトン電球で右がLEDです。
どちらの光が心に作用しますか。

節電のためすべての照明を消していいのでしょうか。
すべてLEDにしてしまっていいのでしょうか。

LEDは節電にとってすばらしい働きをします。少しのエネルギーで多くの明るさをもたらしてくれます。
LEDを使い、心に作用する光を作り出すこともできます。


要は使い方の問題なのです。

照明や光源(ランプ)についてもう一歩踏み込んで知ってみようと思うだけで
その瞬間から目にする世界がまた1つ広がるのではないでしょうか。


あなたの周りの心に作用する「明かり」を見つけてみてください。




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2011年06月28日

瓶ジャムのようなキャンドル

6月22日の夏至の夜に広島市内のカフェでキャンドルナイトがありました。

「電気を消してスローな夜を」がスローガンのキャンドルナイト。
2003年の夏至に始まり、様々な場所で夏至・冬至のイベントとして定着しています。
もともとスローライフ運動の1つですが、今だから「電気を消して・・・」という言葉は、重く深く私たちに受け止められているのではないでしょうか。

そしてカフェ「Log」でのキャンドルナイトでは、瓶ジャムのようなかわいいキャンドルが使われていました。
ラベルにはお店の名前が入っていてなんともチャーミング。
そして瓶に反射してゆらゆらする炎がゆったりとした気分にさせてくれます。

シンプルに作られているようですが「より楽しく、より明るく」するにはと考え行き着いたあり方のように思えます。

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お店のオーナー手作りだそうです。
(手作りキャンドル教室もされているそうですよ。)


参加した人それぞれの過ごし方でゆるやかにつながったスローな夜でした。


posted by Oda at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 街ぶら旅ぶら